第53回ISW
テーマ:アドバンスBコース
2020年2月16日(日)/17日(日) HOS小阪スイミングクラブ
INFANT SWIM WORKSHOPは指導に役立つ基礎知識の習得をサポートする講座です。
体験する→気づく→考える→活かす行動を軸に、ベビースイミングインストラクターが学べる場を提供しています。
今回は、からだとこころを健やかに育むために、ベビースイミングの指導で知っておくべき、乳幼児の発育発達について、 病気や日常生活で気をつけることについて学びました。
アドバンスBコースでは、「ことば、ボディイメージ、生活リズム、コミュニケーション、からだとこころ」の5つの観点から、子どもたちが、どのように獲得して育っていくかということを探りました。
また、世界のベビースイミングのレッスンをDVD鑑賞し、水慣れカリキュラムだけでなく、いろんな遊びのスタイルを取り入れながら、レッスンを楽しく組み立てる工夫を学びました
▲講師・当会理事長 笠井
▲「コーチから我が子が頑張ったことをほめてもらえると、子育てを頑張っている母親の事もほめられているようで嬉しくなります」吉村千浩氏
午後からは、ちひろ助産院を開業されており、地域での母子保険医療を支えている吉村千浩氏をお迎えして、乳幼児の病気についてお話してもらいました。
親子をサポートする時に指導者として、子どもを観察する目線が大切なこと、子育て中のママの気持ちにも寄り添う心づかいが必要なことを教えてくれました。水慣れを上手にすることや、みんなと一緒に同じ練習をすることにとらわれずに、それぞれの親子の良好な関係づくりができるように配慮をする。 ひとり一人の、スモールステップを認めてあげることで、自己肯定感を育て、自信がついて、思いやりのある子どもになる。大きな愛が指導者に求められます。
【参加者からの感想】
- メキシコやアメリカの水泳ビデオをみて自社との違いを良い意味で感じ、 子とコーチの距離感や、CHIN-UPの方法の違いをまた新たに学ぶことができました。
- 「あそび」をうまくとり入れて、大切な「やる気」につなげられる工夫を学べました。
- 自分の頭の中もまだまだ固いんだなあと改めて感じました。
- 脳の仕組、子どもの世界感、あたり前のようで、気づけていなかった事を、 知る事ができました。実際自分が赤ちゃんになって体感できた事も良かったです。
第52回ISW
テーマ:ベーシックAコース/ベーシックBコース
2019年11月10日(日)/17日(日) HOS小阪スイミングクラブ
11月10日(日)・17日(日)HOS小阪スイミングクラブにて、第52回ISWを開催しました。
2日間ともほぼ定員になり、両コースを受講された方に、ベビースイミングインストラクター スキルアップ講座 ベーシックA・Bコースの修了書をお渡ししました。
ベーシックは、新しくベビースイミングを担当される方向けの基礎をしっかり学ぶコースです。
指導の第一歩となる、水中での赤ちゃんの補助法などを実技で習得します。
リスニング講義だけでなく、実際のレッスンでアウトプットできるように学びます。
・水の中での赤ちゃんの動きを体感する
・カリキュラムの組み立て方をグループワークで考える
・実際に各施設で行っている手遊びや準備運動を発表する
数年前から続けてINFANT SWIM WORKSHOPに参加されている方の発表は、みんなにもわかりやすいように内容がしっかりとまとめられていました。 「きっとママ達からの信頼も厚いのだろうな」と伺えるほど、リードが上手かったです。(指原)
【参加者からの感想】
- レッスンですぐに使用できる内容や、困ったときの具体的な声かけの方法が聞け、声かけのバリエーションが増えた。
- 復習も兼ねて参加しましたが、やはり今回も新しい発見や深掘りができました。パペットで集中して物語につなげていく内容は取り入れていきたいです。
- 普段のレッスンで、自分が伝えたいことを相手にほんの少ししか伝えられていないこと、個々へのアプローチが不足していたことに改めて気づき、しっかりと自分自身を理解し、どんどんアウトプットしていきたいと思いました。